バイリンガル人材とともに考える地域づくりとは?
みなさん、こんにちは。 MIKIです。
今日はボランティア活動の一環で講座を受け持ちました。 講座のテーマは「バイリンガル人材と考える地域づくり」。 私はファシリテータとして参加しました。
地域にいるバイリンガル人材
わたしが住んでいる地域には外国から来た人が多く住んでいます。
その中には日本での生活が長く、日本の生活に慣れ、日本人の考えにも理解がある方が多いです。
また、日本での生活は長くなくても日本語が堪能な方もいます。
そうした方達には「バイリンガル人材」として、ボランティアで活躍してもらっています。
もともとはこのバイリンガル人材の方達は日本語を学ぶボランティアグループで長年日本語を勉強していた方達です。
日本語を学び日本の生活に慣れて来た頃、同じ国の人たちが集まるコミュニティの中での問題をボランティアの日本語教室で相談するようになって来ました。
ボランティアスタッフとしてアドバイスをする中で、日本語が上手な人たちがそれぞれのコミュニティで活躍する姿を見かけるようになりました。
そうした方達がもっと活躍できるようにと今回、バイリンガル人材の方達を対象に講座を開きました。
今回の大テーマは「子育て」
実は、今回の講座は1月に文化庁事業「生活者としての外国人」のための日本語教育事業で発表をする予定なんです。
この発表はバイリンガル人材の方達が発表をするのです。
今日はその準備として話し合いました。
小テーマとして、以下のテーマに決定しました。
「親と子のコミュニケーション」
子どもは日本の学校で日本語力を伸ばして行きます。一方、親は仕事のため十分な勉強時間を取ることはできません。
親と子どもの日本語力に差が出て来てしまうのです。
こうしたことで、親子のコミュニケーションで悩む家庭が多いようです。
学校での清掃のこと
子どもが掃除の時間に掃除をすること、日本では当たり前のこと。
でも、海外ではそんなことはないようです。
給食について
海外では給食がありません。
それはなぜ?
みんな、どうしてるの?
そんな話が聞けるかもしれません。
どうやって学校まで行く?〜通学方法〜
日本では基本的に自力で通学しなければなりません。
主に徒歩通学が多いですね。
海外での通学方法、その理由。
日本での通学方法とその理由。
みんなで聞いてみましょう。
違いを知ることで
今回の講座は発表がゴールではありません。
今回の発表は話し合いではなく、お隣に住む外国籍住民の方達の存在を知ってほしいという思いもあります。
日本以外のことを知ることで世界が見えてきます。
その世界を見る目は隣に住む外国籍住民への理解へとつながっていくと信じています。
多文化共生への道。文化庁の地域日本語教育コーディネーター研修、受講中。
みなさん、こんにちは。
MIKIです。
はじめに
日本語教師になったきっかけにも書きましたが、日本語教師になることを決めたのは、家族とともに遠いブラジルからやってきた男子生徒との出会いからでした。
私が生まれ育った街は、990年の入管法が改定されてから外国籍住民が多く住む地域となりました。日本語を教えるボランティアグループにも所属し、様々な人たちと出会い、関わってきました。
その経験を通し、「国際化」「グローバル化」「国際交流」と言いはじめて久しいにもかかわらず、地域に住む外国籍住民とはまだまだ遠い存在だと思っている人が多いと感じています。
2年という短い期間でしたが、ブラジルでの生活を経験し、ブラジル社会の多様性を認め、共存し、互いの長所を生かそうとする姿勢を目の当たりにしました。
こうした社会を私たちの日本でも作っていきたいと考えています。それが、実現すると信じて、日々奔走しています。
地域日本語教育コーディネーター研修に参加させてください
前振りが長くなってしまいましたが、そんな思いもあり、文化庁での「地域日本語教育コーディネーター研修」があるということを聞き、参加を決意しました。
そもそも文化庁って?
文化庁(ぶんかちょう、英語: Agency for Cultural Affairs、略称:ACA)は、日本の文部科学省の外局の一つで、文化の振興及び国際文化交流の振興を図るとともに、宗教に関する行政事務を適切に行うことを任務とする(文部科学省設置法第18条)。wikipediaより
文化庁のホームページを見ると、もう少し詳しくわかるんですが、
などなど、日本の芸術文化の創造や伝統文化を保存、伝承していくために日々一生懸命考えてくれるトコロです。
そして、文化庁は国内における日本語教育を推進する事業も色々と展開しているんです。
日本語を学ぶ外国籍の方達により良い環境を整えようとしてくれているのはもちろん、日本語を教えたい人たちの応援もしてくれています。
参加条件があった!!
でも、この研修、「参加したいです」と言って、「はい、どうぞ」とはならないんです。
参加条件として、
そんなわけで、文化庁の「地域日本語教育コーディネーター研修」への参加が決まったのでした。
研修第一回目、行ってきました。
2017年10月、文部科学省にて2日間の日程で行われた第一回目の研修に参加してきました。
ワークショップ中心の研修で今までの活動を振り返る良い機会となりました。
日本全国から集まった方達の活動を聞きながら、並々ならぬ情熱と粘り強さに感心したり、歯がゆい思いをしている方の話に一緒に憤ってみたり。
とても興味深い研修でした。
そして課題。
この研修、講義を聞いて、ワークショップやって、終わらない。
「各自で決めた課題を所属する団体で実践し、2月に発表する」
という課題があります。
課題と発表。
・・・・あれ、わたし、院生に戻ったんだっけ。いや〜〜〜!!
そう、今現在、発表に向け、実践中ということなんです。
私の課題については別記事で書こうと思います。
多文化共生の社会もまずは少しずつ。
情熱を持って。
あきらめない。
作文苦手な留学生。こんな手でモチベアップ!!
みなさん、こんにちは。
MIKIです。
先週土曜日、勤務校で補講をしてきました。
https://twitter.com/okmymiki/status/934228615574646785
作文を書いてみよう
授業では縦書きの原稿用紙の使い方に慣れようということで、作文を書くことにしました。
留学生、作文には抵抗感があるのです。
要因は様々あります。
- 文法間違えちゃう。
- 助詞はどれを使えばいい? 「私は」?「私が」?
- この漢字、どう書いたっけ?
- あ〜〜、この気持ち、どうやって日本語にするの?
- 作文にならない・・・。箇条書きのメモだ・・・。(ここに気づけば、いいけど)
これほどの重圧を抱えての書き始めです。
私が「さあ、書きましょう」と言って、
「は〜〜い!!」となるはずがありません。
そこで・・・
新聞に投書するぞ!!
地元紙の読者投稿欄への投書に挑戦させることにしました。
投稿欄への投書ということで、作文を書く動機付けがはっきりとします。
- 読者をより意識できる。
- 日本人読者に向けて書くので、より真剣に取り組む。
そして、なんといっても、
薄謝があるということ。
これはやはり一番の動機付けとなりました。
本当の目的
ただ作文を書くだけではもったいない。
書くからには多くの人に読んでもらいたい。
そして、留学生の存在をより多くの人に知ってほしい。
留学生は日本人学生より数の上ではとても少ないです。
そんな留学生は、住み慣れた国を離れ、家族とも離れ、慣れない日本で専門的な勉強のために来日しています。
日本でがんばっている留学生の存在を一人でも多くの人に知ってほしい。
身近に留学生がいる、外国人がいるということを実感してほしい。
交流イベントだけでは見えない留学生の考えを新聞を通してシェアしていきたい。
これが、今回の私の本当の目的です。
そして、その先には必ず多文化を理解し、共に生きていける社会があると信じています。
読み聞かせってやっぱりすごい!と思ったわ。
みなさん、こんにちは。
MIKIです。
読み聞かせ大好きママの私が食いついたツイッターで流れてきたこちらの記事。
みなさんとシェアしたいと思います。
https://twitter.com/okmymiki/status/932512994201780225
続きを読む保護者の方向けの個別面談用レッスンを作りました
みなさん、こんにちは。
MIKIです。
先日、海外で日本語を学び続けることはとても大変なことで、
勉強をしているお子さんも、お子さんを支えるご家族の方も試行錯誤されていらっしゃるという旨の投稿をしました。
続きを読む連休明けの月曜日!子どもが学校へ行きたがらない時の我が家の対処法。
みなさん、こんにちは。
MIKIです。
今日は月曜日です。
日本は金曜日が文化の日だったので、3連休でした。
連休中は思いっきり遊びました。
文化の日は博物館関係が無料開放なので、歴史館で太古の生活に想いをはせたり、紅葉の始まった中庭で鬼ごっこしたりと楽しみました。
そして、今朝。
案の定、兄さんは起きてきて
「今日、行きたくないなぁ。ママー、ハグして〜」
と甘えてきました。
少し前までの私なら、ちょっとの間ギュッとしてあげても
「早く用意しなさい。」
「具合悪くないのに、休めないでしょ」
と言っていました。
おとなだって、連休明けの月曜日、だるいよね。
行きたくないよね。わかる、わかる。
最近はこんな風に変えました。
1.子どもから体を離すまではずっとギュッとしてる。(卵焼き、焦げないかなという気持ちを抑えながら)
2.「とりあえず、着替えておいで。話はごはんの後に聞くよ」
朝ごはんを食べ終わる頃には、「行きたくない」という気持ちがなくなったのか、ランドセルの中身を確認し、学校へ行く気満々で登校して行きました。
そう、着替えてしまって、お腹も満たされれば、「学校行きたくない」を理由にダラダラしている理由がなくなるんです。
まとめ
月曜日、「学校へ行きたくない」は「ダラダラしていたい」なのです。
そこを声を荒げて叱っても、朝からお互いに気分が良くないだけ。
ダラダラしている理由を消してしまえば、自然と気持ちは学校へ向きます。
だって、家にいるより学校の方が断然楽しいはず。
仲のいい友達も大好きな先生も、気ままに行ける図書館もある。
本当に行きたくなくなった時、しっかりと見極められるためにも、
今はまだまだこんな調子で行きたいと思っています。